恒常性


レモン×ライム×メロンソーダ (色の恒常性) (2014/05/06掲載) (2016/11/24説明文訂正)

-解説-
Aの右半分に緑のフィルターをかけたのがA'。A'のレモン(オレンジ?)はほぼ黄色に見える。
しかし、この緑のフィルターをオレンジの部分だけ切り出してB'のようにかぶせると、レモンはほとんど緑色に見え、ライムのように見えてしまう。
同一の緑のフィルターをかけているだけなので、レモンの部分はA'もB'も物理的には同じ色である(ペイントなどで切り出すとよくわかる)。
A'ではレモンの周りの情報を踏まえて全体的に緑がかかっていると判断し、本来の黄色が見えるように知覚系が補正をかける(実際はもっと計算論的な説明がある)。

レモン×ライム×メロンソーダ

コメント:メロンソーダってたまに飲みたくなるよね。サクランボの方があんまり効果ないのは何故?まあいいかって思ってこのまんま。

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モノクローム・プラネット(2014/05/06掲載)

-解説-
効果が弱いかもしれない。中央の宇宙人を注視すると効果が生じやすいかもしれない。
単純に同じ大きさの宇宙人を並べただけだが、上にいる宇宙人ほど大きく見える。
この絵では上に行くほど奥に進む。宇宙人が実際に同じ背丈であれば、描かれる大きさは奥に行くほど小さくなければならない。
しかし、奥に行っても同じ大きさで描かれるということは、奥にいる宇宙人は手前にいる宇宙人よりも実際の背丈が大きいことを意味する。そこで、奥にいると判断される宇宙人は大きく見えるように知覚系が補正をかける。

モノクローム・プラネット

コメント:恐怖の洞窟のようにうまくはいかない。難しいね。

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